単身赴任先の家具、買う買わない？

数年後の引越しを考えるとベッドはいらない！

必要最低限の家具を見極めるコツとして、代用できるものがあるかを考えてみると良いでしょう。
ベッドはあれば便利なものですが、実は購入する必要はありません。日本人は伝統的に床の上に布団を敷いて寝起きをしていることから、敷布団と掛け布団さえあればとりわけベッドを購入しなくても良いといえます。
布団をあげれば昼間の生活スペースがやや広くなるという利点もあるため、単身赴任先ではベッドにお金をかけるのではなく、より寝心地の良い敷布団や掛け布団などに費用をかける方が良いでしょう。布団は単身赴任が終わってからも持ち運びがしやすく、自宅でも使用することができるので買って損はありません。

机や椅子は買っておこう

机や椅子は、単身赴任先でも買っておきたい家具の1つです。
食事をしたりものを置いたり、またはパソコンで仕事をしたりする際に、これらの家具は大いに役に立つことでしょう。
椅子はときどき家族が単身赴任先を訪れることも考えて、2脚以上あると良いかもしれません。自分用の椅子はしっかりしたものにして、来客用はおりたためるパイプ椅子などにすると、スペースを省略することができます。
机や椅子を買うときは、木材でできている重いものではなく、持ち運びに便利な金属製の軽いものにすると、引越しをするときの負担が軽くなります。

重いタンスよりも軽いカラーボックスなどの棚を

滞在先の賃貸にクローゼットがあれば問題はありませんが、ない場合は衣類などを収納するための家具が必要になってきます。
そのため、タンスを購入した方が良いのかと迷っている人も案外多いのではないでしょうか。一般的にタンスは重く、単身赴任が終わって自宅に持ち帰ったとしてもスペースを取ります。
そのため、数年の単身赴任生活では特に購入する必要はありません。その代わり、カラーボックスなど比較的軽く、単身赴任が終わったときに処分しやすい棚を買う方が理にかなっているといえるでしょう。
カラーボックスなどの棚はいくつか購入したとしても費用負担が軽く、置き方次第では部屋をオシャレに彩ることもできます。

全て備え付けられている物件を選ぶという選択も

単身赴任先での家具選びは、その場での使い勝手だけではなく、単身赴任が終わった後どうするのか？まで考えることがポイントになります。
本当ならできるだけ家具の購入は控えたいものですが、生活に必要な最低限の家具は購入しておかないと、単身赴任先での生活が貧しいものになってしまいかねません。

家具の購入をなるべく控えつつも豊かな単身赴任生活を送りたい場合は、ウィークリーマンションやマンスリーマンションなど、既に家具や家電が備え付けられている賃貸を選ぶことも1つの方法です。
新たに家具を購入する手間がはぶけるだけではなく、数年後の引越しについて頭を悩ませる必要もなくなります。

多くのウィークリー・マンスリーマンションではその部屋の雰囲気にあった家具が付いているため、気持ち良く毎日を過ごすことができるでしょう。住環境を豊かなものにすることは私たちの生活をハリのあるものにするためにとても重要です。
そのため、既に家具が付いているウィークリー・マンスリーマンションは、単身赴任中の住居先として賢い選択肢の1つになっています。